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2019年6月13日に、耳を疑うような悲報が飛び込んできました。
ハッピープログラムの対象、取引件数のカウント条件および、ポイントの獲得条件変更 に関するお知らせ
簡単に説明すると、
楽天銀行のハッピープログラムのポイント付与条件が変更されたことにより、楽天証券からの自動入金によるポイント付与が月3回(従来は毎日15回)までとなりました。
今までつみたてNISAで15件の投資信託を毎日100円積立して、楽天スーパーポイントが毎日45ポイント(月に約900ポイント)もらえていたものが、月に9ポイントしかもらえなくなってしまったのです。
もらえるポイントが約99%減です!
もらえるポイントが減るだけでなく、私が以前に紹介した「自動でダイヤモンド会員を維持する方法」もできなくなってしまいます。
楽天市場で1円も買い物せずに、自動でダイヤモンド会員&スーパーVIPを維持する方法
今までの条件が利用者を増やすために優遇され過ぎていた、といえばそれまでなのですが私にとっては影響が大きい発表でした。
もしかしたら、ポイントによる利回りアップが目当てでつみたてNISAを始めた人は、これを機にやめてしまうかもしれませんね。
資産が減るのを極端に嫌う人であれば、iDeCoで積立預金だけをしていたほうがリスクが少ないですから。
まあ、変更されるものはしかたないとして、今後どうしていくのか考えてみましたので、よかったら参考にしてください。
Contents
月300円で+3%確保、…はしない
今まで通りの利回りを確保しようと思ったら、
・毎月積み立てを3件、違う日に設定
・100円ずつ購入する
というように、月に300円までしか投資できなくなります。
これなら+3%は今まで通り確保できますが、投資という面からみたら規模が小さすぎます。
できれば、私はつみたてNISAの枠いっぱいまでは投資したいと考えています。
優先度は、iDeCo→楽天カードでの買付→つみたてNISA
楽天カードでの投信買付によるポイント付与については、現段階では変更がありません。
今までは、
1 iDeCo
2 つみたてNISA(100円投資)
3 楽天カードでの買付
という順で、それぞれの枠を使い切ってきました。
しかし、楽天カードでの買付は確実に+1%が見込めるため、今後の優先度は次のようになるかと思います。
1 iDeCo
2 楽天カードでの買付
3 つみたてNISA
どうしてこの順にしたかというと、
確かにつみたてNISAの非課税は有利なのですが、ダイヤモンド会員を自動で維持しようとすると、楽天カードで5万円の投信を買い付けたときにもらえる、毎月500ポイントは是非確保しておきたいからです。
ダイヤモンド会員を維持するためには、半年で4,000ポイントが必要です。
100円投資が有効だったときは毎月900ポイント以上もらえていたので、余裕でクリアできていました。
これは今後もらえなくなってしまいますが、毎月500ポイントもらえることが確定していれば、残りは毎月167ポイントですみます。
これならば、楽天カードで16,700円支払いをすればもらえるので、光熱費や通信費でカード払いをしていれば達成できそうです。
iDeCoの枠を使い切ったら、楽天カードの5万円までの枠を使い、もっと投資したかったらつみたてNISAの枠を使っていくといったようにするのが良いかと思います。
つみたてNISAは、毎日積立を1件
つみたてNISAの枠を使って、月3回3ポイントを簡単に受け取るには、2種類のやり方があります。
・毎日積立を1件
・毎月積立を3件
どちらも最初に設定してしまえば、あとは放置できるため、それほど手間の差はありません。
購入する投資信託を分散させたいなら毎月積立×3にすれば良いですし、設定や管理の手間をできるだけ省きたいのであれば、毎日積立×1の方が良いかと思います。
私の場合は、次の理由により毎日積立×1にしようかと考えています。
1 SPUの条件を自動で満たせる
2 楽天カードでの投資枠を自動で最大限使える
3 買付時期の分散ができる
それでは、1つづつ見ていきましょう
SPUの条件を満たせる
今で行っていた100円積立の弱点の1つが、このSPUの条件を自動では満たせなかったというところにあります。
SPU+1倍の条件は、「ポイントを使って500円以上投信を買う」です。
100円積立だと、この500円以上という条件が満たせません。
また、楽天カードによる買付を5万円行っていたとしても、ポイント利用日に通常ポイントが残っているとは限らないので、SPUの条件を満たせない月も出てきてしまいます。
その点、500円以上の毎日積立を1件設定しておけば、いつ通常ポイントが付与されたとしても、必ずSPUの条件を満たすことができます。
※2019/07/14追記
楽天カードによる買付は、日曜日に発注が行われることもあります(2019/07/14に確認)。
日曜日は、毎日積立にしていても発注されないため、楽天カードによる買付でポイントが利用されてしまうことがありますので、注意してください。
楽天カードの投資枠を最大限活用できる
楽天カードでの買付は毎月1日に行われます。
このときにポイントが残っていたらどうなるでしょうか。
たとえば、買付に利用できるポイントが100ポイント残っている場合、楽天カードでの買付は、49,900円しか行われません。
100円分の枠が余ってしまうことになります。
毎日積立を設定しておけば、楽天カードでの同日の買付よりも先に買付が行われます。
そのため、つみたてNISAの枠いっぱいの金額を毎日積立する設定にしておけば、1,500円(もしくは1,600円)分のポイントが使われてから楽天カードでの買付が行われます。
これで、50,000円の枠がキッチリ使えることになります。
買付時期の分散が可能
毎日積立にしないで、楽天カードによる買付の枠を最大限利用しつつ、自動でSPUの条件を満たそうとしたらどうなるでしょうか。
その場合は、毎月1日に積立するように設定する必要があり、1日に買付する額は毎日積立よりも多くなります。
給料日後の月末や、月の頭などのキリの良い日付は、自動で買付設定している人や証券会社が多く、高値掴みをしてしまいがちになります。
毎月積立と毎日積立では、トータルリターンにはそれほど差はありませんが、月初めの1日に買い付けを行わないことにより、毎日積立の方が有利になる可能性が高くなります。
まとめ
年間で1万ポイント以上もらえなくなることは、確かに痛いです。
しかし、嘆いていても仕方がないので、毎日積立1件に変更し、今まで通りの額を積立ていく予定です。
ちなみに、今までは米国を中心に全世界の株式に広く投資するようにしていましたが、これからは、米国株式を中心にしていきたいと思っています。
銘柄選びに迷っている方は、こちらの本も読んでみるとよいかと思います。
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