「僕たちは、地味な起業で食っていく。」いいじゃん、地味で【書評】

自分には特別なスキルはない。
今の会社に不満はあるけど、転職・起業できるほどの能力はない。

一瞬、わたしのことかと思いました…。

本書では、一般的にイメージされる「派手な起業」ではなく、
特別なスキルを必要としない「地味な起業」をお勧めしています。

冒頭のように考えているサラリーマンの方は、読むと勇気づけられます。

Amazonのレビューでは、4.1（2019年11月17日現在）となっています。
高評価で、評価の数も多いですね。

画像引用：Amazonのレビュー

特別なスキルがなくても大丈夫

今の仕事に不満はあるけど、続けている人。

特別なスキルがないため、転職も起業も難しいと思っているから何も行動を起こせないのではないでしょうか？

そんな方には、本書でもお勧めしている「地味な起業」がピッタリです。

「地味な起業」に必要なのは、

スマホとPC、あとはちょっとの「素直さ」。

これなら、自分でもできそうな気がしませんか？

応援したい人をサポート

では、具体的に何をすればいいのか。

だれしも、人を助けて感謝されたことがあるはずです。

例えば、
セミナーの参加者リストを作ったり、
Excelで簡単な関数を使った表を作ったり。

自分にとっては大した作業ではないのに、不得意な人にとっては助かるものです。
それを仕事にしてしまうんです。

問題は、誰を助けるのか。
それは、「応援したい人」。

自分が応援したい人なら、人間関係で悩むこともありません。
「派手な起業」をしている人なら、盗める部分もあるかもしれません。

出会い方がキモ

では、どうやって「応援したい人」を探せばいいのでしょうか。

何点か挙げられていますが、わたしでもできそうなのは、

起業家、有名人などのブログ、メルマガに登録

です。
そして、登録するだけではなく、投稿に対してリアクションしてみるということです。
たしかに、ブログへのコメントが頻繁にあれば印象に残ります。

あとは、懐に飛び込んで、最初は無料でもいいので仕事を手伝わせてもらう。
↓
信頼を得られたら、お金をもらって仕事がまかせてもらえる。
↓
それが、ブランドになり他の仕事につながる。

なんだか、起業できそうな気がしてきました。

まとめ

どんなに優秀な人材でも、会社で５年働けば『ただの人』になる

この言葉を見たときに、ハッとさせられました。

わたしも、漠然と感じていたことです。
このままここにいたら、転職できるようなスキルが身につかないまま、転職できない年齢になってしまう…。

特別なスキルがないと思っていても、あきらめることはありません。

本書を読めば、新しい道を見つけられます。