Matebook Xのアイデンティティーとは?Matebook X Proの残念な点4つ

既に1週間経ってしまいましたが、先週Matebook Xの上位機種「Matebook X Pro」が公開されました。

詳細については、各種サイトに情報が載っていますので、そちらで御覧ください。

Matebook Xと共通するのは、次の点です。
・アスペクト比3:2の狭額縁・高解像度ディスプレイ
・電源ボタン一体型の指紋センサー搭載
・クラムシェルの薄型ボディ
・メタル筐体で、表面はサンドブラスト、エッジはダイヤモンドカット加工
・Dolby Atmos対応の高品位なサウンド

このあたりが、Matebook Xを名乗るための条件、アイデンティティーと言えそうです。

3:2の高解像度ディスプレイは、電子書籍を見るのに最適です。
Proでは色再現性やコントラスト比もアップして大型化しているので、さらに見やすくなっていると思われます。
最近は、カメラによる顔や虹彩認証も多くなってきていますが、やはりこの指紋センサーは便利です。
デザインもMacbookのパクリと言われるかもしれませんが、シンプルで素晴らしいと思っています。

逆に、(私が考える)残念な点を挙げてみます。

外付けGPU搭載による、ファン内蔵

もっとも残念な点がこれです。
私がPCを選ぶときに重視していたのが、「静音性」です。
ファンレスでCore i7まで搭載できるMatebook Xは、その点では最高の選択肢でした。
しかし、ProではGPUを搭載し、排熱のためにファンを内蔵してきました。
パフォーマンスや安定性を重視する方には良いかもしれませんが、そんなに重い処理をしない人にとってはこれがネックになるかと思います。

ファンクションキーの間のポップアップ式カメラ

確かに面白い発想です。
極限まで狭額縁のディスプレイにするための苦肉の策でしょう。
しかし、やはり間違えて押すのが心配ですし、可動部分があるため故障も気になります。
また、DELLが画面下に搭載して賛否ありましたが、下から見上げるような角度になるのも残念ポイントです。
私は内蔵カメラは一度も使ったことがないので、ここまでするなら搭載しなくても良いのではと思ってしまいます。

本体右側の端子ははUSB Type Aのみ

USB TypeAはいまだに需要があると思いますが、右側の端子がこれだけというのはいただけません。
Proの端子構成で考えると、左側にCとA、右側にCを搭載し、どちらのType-C端子からも充電が可能とするのがベストです。
右側はマウスを置く人が多いと思うので、USBメモリや外付けドライブを指す可能性の高いA端子は左の方が良いでしょう。
また、電源がデスクの右側にある人もいるので、右側から充電できるようにCを右にも配置すると便利です。
(次期Matebook Xでは、右側からの充電も可能にしていただければ嬉しいです)

高価格

日本発売時には税込み20万円超となってしまうでしょう。
これではちょっと手がでません。Macbook Proが欲しくなってきます。
GPU&ファン、タッチ機能、Type-A端子を外して15万円くらい(もはやProではない?)なら、まだ検討の余地があるかもしれません。
スマートフォンでは、優れたコストパフォーマンスの製品を多く作っている同社ですので、もう少しインパクトのある価格を期待したいところです。

 

ここまで、残念な点を中心に見てきました。
用途によるとは思いますが、無印とProが同時に発表されていたとしても、私は今使っているMatebook Xを選んだと思います。
最近になって低価格Macbook Airの噂も出てきていますので、次期Matebook Xでは第8世代のCoreプロセッサーに置き換えるくらいの変更では厳しい戦いになるかもしれません。

 

【参考リンク】

ITmedia
“予想外”な場所にWebカメラ――タッチ対応薄型クラムシェルノートPC「HUAWEI MateBook X Pro」登場
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1802/26/news077.html

PC Watch
Huawei、13.9型3,000×2,000ドット液晶搭載モバイルノート「MateBook X Pro」
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/1108274.html

 

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