Pixel4を買ったら後悔する? 購入見送りを決めた6つの理由

ついにPixel4が発表されました!

pixel4

私は、Nexus5X、Pixel3と利用してきたGoogle純正スマホユーザーです。
iPhone11/Pro/Pro Maxが今回もUSB Type-Cにならなかったので、私のようにPixel4の購入を検討していた方も多いかと思います。

端末スペックについては事前にほとんどリークされていましたが、何かしらのサプライズがあるんじゃないかと若干の期待もしつつ、ストリーミングで「Made by Google 2019」を見ていました。

そして、イベントから1週間たって落ち着いて考えた結果…、
Pixel4の購入は見送る
ことを決めました。

今回は、その理由を書いてみたいと思います。
購入を検討する際の参考にしていただければ幸いです。

日本では目玉機能が使えない

Pixel4の目玉機能とされているのが、スマホに直接ふれずに各種操作ができる「Motion Sense(モーションセンス)」です。

何が便利なのかと思う方もいるかと思いますが、例えば料理のレシピをスマホで見ていた時など、手が汚れていて画面に触れて操作できないときに活用できる機能かと思います。

しかし、Pixel4が発売される国の中で、日本だけはこの機能がしばらく使えないとのことです。
高出力レーダーの利用が法律上認められていないとか…。
UberやAirbndや自動運転等もそうですが、日本は規制が強すぎます。このままだと、日本の産業は他国からどんどん遅れていってしまいます。

さらに、ボイスレコーダーでリアルタイム文字起こしができる機能も紹介されていましたが、これも当面は英語のみの対応です。

Pixel4の新機能というわけではないですが、定額ゲームサービスのstadiaも、11月19日からスタートと決定しましたが、日本は対象外です。

つまり
目玉機能が、日本ではしばらく使えないのです。
(もちろんカメラの新機能は使えます)

Pixel、Pixel2が日本では発売されなかったことからも、Googleが日本市場を軽視していることがうかがえます。
一方、最近のAppleはiPhoneシェアの高い日本市場に注力しているようにも見えます。
この企業としての姿勢の違いが、シェアの差を生み出してしまっている気がします。

写真を元の画質のまま保存できない

Pixel3は、2022年1月31日までは写真や動画を元の画像のままGoogleフォトに保存できるサービスがついています。

googleフォト

他のスマートフォンでは、再圧縮をせずにGoogleフォトに画像や動画をアップロードしようとすると、Googleドライブの容量を消費してしまいます。
そのため、(通常であれば)写真を15GBまでしか保存できません。
とくに4K動画は容量が大きいので、それが無制限にアップロードできるのは嬉しいサービスです。
Amazon Primeフォトでも画像を無劣化で保存できますが、動画は対象外です。

しかし、Pixel4ではなぜかこのサービスが適用されません

Pixel3ユーザの保存容量が想定よりも多すぎたのでしょうか?
それとも、Pixel3でGoogleスマホのユーザを一定程度増やすことができたからでしょうか?
理由は公表されていないので想像するしかないですが、非常に残念なポイントです。

指紋認証がなくなった

Pixel4では、指紋認証がなくなり、代わりに顔認証になっています。

iPhoneでも、8からXになるときに同様に顔認証のみになりました。
しかし、マスクをしていたり、寝っ転がったままでは認証できなかったりするため、iPhone8に戻す人が続出し、いまだにiPhone8が売り上げランキング上位にいます。

Pixel4もこれと同じようにならないか心配です。
※すでに、目を閉じた状態でも認証できてしまうという問題も発見されています。

正直なところ、顔認証+画面内指紋認証にして欲しかったです。
前面に指紋認証があると、スマホを置いたままロックが解除できるので便利です。
もし画面内が難しければ、背面の指紋認証のままでよかったのに、なぜ指紋認証を廃止してしまったのか…。

欲を言えば、虹彩認証にしてくれればマスクや手袋をしていても認証できるので便利だと思います。

バッテリー容量が少なくなった

Pixel4では、Pixel3よりもバッテリー容量が減っています。
2915mAhから2800mAhと、およそ4%の減少です。

SoCがSnapdragon955になって、省電力になっているのかもしれないですが、これも残念ポイントのひとつです。

ちなみに、サイズが大きい方のPixel4XLでは、逆に約8%バッテリー容量は増えています。
これが、正常な進化だと思います。

ただ、私の場合は本体サイズの関係で、買うとしたら小さい方のPixel4が候補になります。
Pixel4のバッテリー容量も増やして欲しかった…。

廉価版のPixel4aで十分

Pixel3では、廉価版のPixel3aが約半年後に発売されました。

前述の、Googleフォトへの無劣化保存サービスが不要で、重いゲームをせず、無線充電もしないなら正直Pixle3aで十分かと思います。
廉価版なのに有機ELディスプレイで、Felica(おサイフケータイ機能)も使えるので、必要十分な端末です。

もし、Pixel4aが半年後に出るとするなら、それを待った方がよい気がしています。
Pixel4の目玉機能が日本で使えるようになるのは、おそらくPixel4aが発売されるくらいのタイミングではないかと思いますので。

Pixel 4aのリーク情報 発売日は2020年上期で、パンチホールと指紋認証

ちなみに、私がNexus5Xを買ったときは、わずか2か月で大幅値引きされました。
もし、Pixel4の売れ行きがよくない場合、年末商戦に合わせた値引きがNexus5Xの時と同様に行われる可能性もあります。
Pixel4を購入予定の方も、もしすぐに購入しなくても大丈夫なら、年明けくらいまでは待った方が良いかと思います。

※2019年12月3日追記
2019年11月29日からGoogleストアで始まったセールで、Pixel4を買うと16,000円のプロモーションコードがもらえるキャンペーンが実施されました。
やはり、Google製品はすぐに買わないのが正解ですね。

5G非対応

2020年4月からは、各キャリアの5Gサービスが本格的に始まります。

始めは3大都市圏のみの対応となるでしょうが、今までのように2~3年間同じ端末を利用することを考えると、次に購入するのは5Gに対応した端末が良いと考えています。

そのため、今年の端末は見送って、来年秋に発売される端末を購入するのが得策だと思っています。
おそらく、来年のモデルではiPhoneを含め、ハイエンド端末の大部分は5G対応になると思います。

まとめ

私は新しいモノ好きなので、できるなら毎年新しい端末に買い替えたいです。

若干、お金がない人のひがみのような部分はありますが、それにしてもPixel4は購入を見送る要素が多すぎると思って記事にしてみました。

よく節約術として、何かものを買う前には、購入するまでに1日や3日空けてよく考えるというのがあります。

Pixel4をポチる前に、是非私の意見も参考にしていただければ、後で後悔することもなくなるかと思います。

なぜ私がPixel3を使っているのかについては、コチラの記事もご覧ください。
iPhoneではなくPixel3を選んだ14の理由

ちなみに、私も使っているPixel3はだいぶ安くなってきました。

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