楽天でんきのポイント利用制度が改悪！

残念なことに、楽天でんきのポイントを利用した支払い制度が改悪されてしまいました。

どのように変更されたのか、何が不便になってしまったのかまとめてみました。

ポイント利用日が突如変更された

今までは支払いにポイントが使われるのが、検針日からしばらくたった月の中旬（私の場合は毎月１５日）だったものが、今月は上旬に使われてしまいました。

そのせいで、今まではほぼ全額ポイントで支払えていたのに、残っていたポイントが少なくてクレジットカードで支払う羽目になりました。

いきなりポイントが利用されたので、念のためホームページを確認したところ、いつのまにか支払日に関する説明用の図も変更されていました。

【変更前】

引用：楽天でんき公式ホームページより

【変更後】

引用：楽天でんき公式ホームページより

中旬だったものが、公式には「初旬～下旬」と変更されてしまいました。
これが、どんなことに影響するのかというと…

SPUのポイントが効率的に消費できない

私の場合は、今までは定期的に期間限定ポイントを利用できるサービスは次のようになっていました。
上旬：楽天モバイル
中旬：楽天でんき
下旬：楽天マガジン

この３つで大抵の期間限定ポイントは消費できるのですが、問題となるのが「SPU」でもらえるポイントです。
SPUでもらえるポイントは、１５日に付与されて、利用期限が次の月の月までと短くなっています。
さらに、買い物した金額によっては、大量のポイントがもらえるときもあります。

そのため、楽天でんきでのポイント利用日が、SPUのポイント付与よりも前か後かというのは非常に重要なポイントになるのです。

これまでは、楽天でんきのポイント利用は１５日だったのですが、ちゃんとSPUのポイントが付与されてからポイントを利用していました。

※上にある履歴の方が、時間が後のものです。

楽天でんきのポイント利用日が１５日より後の場合（従前）は、SPUで付与されたポイントから楽天でんきの利用料２か月分が支払えるのに対し、楽天でんきのポイント利用日が１５日より前の場合（これから）は、楽天でんきの利用料１か月分しか支払えないからです。

これでは、せっかくもらったSPUのポイントが失効してしまうか、余計なものを買う羽目になります。
（今回の変更は、楽天側が意図的にこれを狙ったような気がします）

いつポイントが利用されるのか分からない

私の場合はポイント利用日が上旬になったので、上記のような問題が発生するようになりました。
しかし、ポイント利用日が検針日によって変わるなら、検針日が下旬の人は逆に「改善」になるのでは？と思ったりもしました。

ところが、そうではないようです。

ポイント利用日について、これからどうなるのかサポートセンターに問い合わせてみたところ、次のような回答がありました（一部伏字）。

まとめると、
・検針日は、毎月異なる可能性がある
・ポイント利用日は検針日とは無関係
・ポイント利用日は毎月時期が異なる

検針日は問い合わせたら分かるが、ポイント利用日は分からないということは、ポイント利用日は検針日とは無関係と考えられるでしょう。

ということは、いつポイントが利用されるのか分からなくなったということになります。

これでは、もうすぐ利用期限が切れるポイントがあるときに困ります。
例えば、１６日でポイントが切れるけど、１５日には楽天でんきでポイントが利用できるから…という計算ができなくなってしまいます。

事前の告知なく勝手に変える

一番驚いたのは、事前の告知がなく、突然今回のような変更が行われたことです。

もちろん、トップページのニュースにも現時点で何も掲載されておらず、当然メールでの連絡もありませんでした。
サポートセンターにいつから変更されたのか？事前の告知はあったのか？と問い合わせましたが、下記のような回答でした。

事前の告知をしたとは回答がなかったことから、やっぱりこっそり変更したのだと思われます。
当然、注意事項やお支払い方法のページには変更履歴等の記載もありませんでした。

ちなみに、約款も２０１９年４月１日に変更されているようなのですが、こちらも変更履歴がなく、どの部分が変更されたのか、（過去の約款を保存していないと）まったく分かりません。

まとめ

今回の改悪で、わたしが楽天でんきの利用をやめるのか？といわれれば、そんなことはありません。
東○電力よりも電気料金は安くなっていますし、依然として期間限定ポイントも消費できるというメリットは健在です。

ユーザーが気づかないうちに、勝手にどんどん改悪されていくようなことがない限り、私は楽天でんきを使い続けたいと（現段階では）思っています。

願わくば、このレベルの変更をする際には、しっかりと事前告知をしていただきたいというところでしょうか。