年収90万円でも東京でしあわせに暮らす方法【書評】

まさに「セミリタイア」というべきでしょう。
筆者は20代で週休5日の隠居生活をされています。

今の時代、インターネットビジネスのように、場所を選ばずに働ける環境が整ってきています。
家賃の安い地方に住み、限界まで生活費を削れば、多くの人がセミリタイア可能なのかもしれません。

もちろん、わたしもそんなセミリタイアを夢見ているひとりです。

ミニマリストやセミリタイアを目指している方には、おススメの本です。

Amazonのレビューでは、4.1(2019年11月3日現在)となっています。
文庫版と評価が分散されてしまっていますが、高評価ですね。

年収90万円で東京ハッピーライフAmazonレビュー画像引用:Amazonのレビュー

他人と比べないこと

「フツー(普通)とは何か」ここに疑問を持ったことから、隠居生活への道がスタートしている気がします。

普通でいようとしたり、他人と比べてしまうと、お金がかかります

30になったら、結婚して、車や家を購入する。
これが、普通だとすると、とても20代ではセミリタイアはできないでしょう。

他人がどう言おうと、何が自分にとって大切か、心地いいのかというのを常に考えて行動する。
筆者のこの姿勢が、早期の隠居生活につながったのだと思います。

粗食で食費を削る

生活費を削るといっても、限界があります。

いくつか節約方法について紹介されていますが、そのなかでもなかなか真似できないと思ったのが、「食」に関する部分です。

野草を取ってくるのは難しいです。
しかも、おススメの野草まで紹介されています。

ここまで徹底しないとダメなのですね…。

ポイントは住むところ

家賃は2万8千円。
やはり、住居費を抑えるのがポイントです。

事実、都心で家賃7万円のシェアハウスにいたときは、仕事が忙しかったそうです。

生活費が上がれば、それを稼ぐために仕事をしなければならない。
逆に考えれば、仕事をしたくなければ生活費を下げれば良いわけです。

生活費の中で、もっとも大きいのが家賃というわけです。

もちろん、実家に居候できるなら、そちらの方がいいかもしれません。

まとめ

とにかく、考え方や生活をミニマムにし、仕事の時間を抑えて、幸せにくらす。
ミニマリストになろうと考えている人の、目標ですね。

本書は、ミニマリストしぶさんもおススメされています。
ミニマリストになろうとしている人は、ミニマリストになることが目標ではないはずです。

その先に、どのような生活をしたいかということを考えながら、本書を読むとよいかと思います。

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